KNIT

2019awにリリースするニットはいつもと少しちがう発想で製作しました。

ポリヌバックとニットの組み合わせで、アウターを作る感覚で製作。
裏地のキルティングがニットとは本来組み合わされないバランスで、新しい感覚のアウターニットが出来ました。
下の方についたボタンや着丈のバランスもレイヤードが楽しめる。

この刺繍入りニットはスカジャンの発想をニットに落とし込んでいます。
ベースは上質なラムウールで編み込み、裁断後に刺繍を施して、ベースのモヘア素材に馴染むような起毛加工を糸に施しています。
モヘアでもチクチクしない上質な素材にも拘りました。
Varde77らしいサイドポケット。
大きく開いたVネックはレイヤードに使えるデザイン。
豹柄の色を残して、柄を組み替えたデザインのダブルジャガードカーディガン。
これもシルクのシャツによく使われるような柄からインスピレーションを得て、新たにニットとして表現しています。
これも後丈、前丈のバランスを変えていたり、ワンボタンのデザインも上に着る洋服とのバランスを考えてデザインしました。

すべてのデザインはレイヤードを考えて進めています。

自分が今まで作ってきたものも大切だけど、限られた制限の中で新たに取り組むデザインも大切。

新たな発想で作ったニットたち。
ぜひご堪能下さい。

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【Hiroyuki Miyata】